漏水がマンションで発生したときの対応はこれ! 3つの心に刻むこと

マンション 漏水 水漏れ修理
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漏水がマンションで発生したときは大変です。

マンションの漏水のトラブルが発生すると天井が濡れて気づいたら手遅れになっているかもしれません。

慌てないで、しっかりと押さえるべきポイントを押さえて淡々と対応するのがおすすめです。

というのも、最近のマンションは過去の苦い経験を生かして漏水しても被害が最小限で済むように設計されています。

でも、経年するにつれてどこで漏水が発生するかわかりません。

あらかじめ対応方法を頭の片隅に置いておくといざという時に焦らないので気持ち的に楽になりますよ。

 

漏水がマンションで発生したときの対応 3つの心に刻むこと

漏水 マンション

マンションの漏水が発生するトラブルに見舞われたら落ち着いて素早く対応するのが重要です。

心に刻むことが3つあります。

  1. 漏水が見つかった時点で早急に水漏れを止める対応する
  2. 管理会社・管理組合に報告して漏水の原因調査、修理、現状復帰の指示を仰ぐ
  3. 火災保険が使えるか調べる

漏水が見つかった時点で早急に水漏れを止める対応する

天井が濡れている、壁つたいに水が染みていると水漏れに気づいた時点ですぐに水漏れを止める行動をしてください。

  • 分譲マンションの場合:管理人に伝えて、漏水の水漏れしている原因を早急に調査と修理の依頼してください。
  • 賃貸マンションの場合:大家または管理会社に伝えて、漏水の水漏れしている原因を早急に調査と修理の依頼をしてください。

その後、水漏れしている部分に置いてある荷物を別の場所に移動して濡れないようにします。

今のマンションは、漏水や、水漏れが起こった時の被害が少なくなるように設計されていて、水回りをまとめています。配管の劣化も考慮に入れた配管や、経年劣化の配管の交換をしやすいように室内にある配管を極力短くなっています。

ですが、昔のマンションは、押し入れの上に下水の配管が通っているところがあり、経年劣化で下の階に漏水したときは悲惨でした。 (体験した人の話を聞きました。)

押し入れの中の物は全てダメになるし、匂いが酷いので洗浄するまでとても住めた物ではありません。

しかも、漏水の責任が明確にならない場合は悲惨です。
他にも、配管の経年劣化、洗濯機、給湯器などの水漏れは火災保険の対象外になることが多いです。

なので、マンションで漏水の被害に遭ったら大損です。

マンションの漏水で示談するにしても示談書を準備して、話し合う時間もかなり必要になります。

管理会社・管理組合に報告して漏水の原因調査、修理、現状復帰の指示を仰ぐ

マンションの漏水は原因調査が大掛かりになるのでかなり大変なんです。

分譲マンションの場合、室内は住人の管轄になるので注意が必要です。
ですが、住人だけの情報で漏水の水漏れの対応できるわけがありません。

そもそも、共同住宅であるマンションなので管理組合と管理会社サポートを受けながら対応するのが一般的です。

天井からの漏水による水漏れに気づいたときは、初めに管理人さんに連絡する。
管理人さん経由または、自分で上の人に直接連絡して漏水していることを知ってもらう。

管理会社経由で 近くの水道屋さんに連絡して早急に漏水の原因と応急処置をしてもらいましょう。

分譲マンションの場合は単独判断で漏水の水漏れ対応しないこと!

管理組合、管理人、上の階の人、またはまたは下の階の人と協力し持って行動してください。

賃貸マンションの場合は管理会社に早急な対応を依頼します。そして、濡れたら困る荷物を濡れない場所に移動します。

火災保険が使えるかを調べる

実は、火災保険に水漏れの補償がついている場合があります。
なので、一度分譲マンションを購入したときに加入した火災保険の契約条件を確認しないと損することがあります。

でも、水道管などの設備の経年劣化だと保証の対象外になるそうです。
水漏れによる家具やテレビなどの補償は違う家財の補償に入っている必要があるので気になったときに火災保険を見つめ直すのも大事ですよね。

自分の部屋の中だけの被害だと、諦めもつくかもしれませんが、下の部屋の人や、隣の人に水漏れになった場合は目が当てられません。

飲み水の綺麗な水だと水漏れしてもまだ比較的マシですが、トイレの水や、お風呂の水が漏れて下の回の人に水漏れの被害が出ると、汚水なので臭いが強烈ですし、家財や、服が汚れちゃうと弁償などかなり大変ですよね。 自分の家の修復も大変なので、保険に入っていた時のありがたさがわかると思います。

下の部屋の人や、隣の人に損害を与えたときも火災保険の特約の個人賠償責任保険ってのに入っていたら補償の対象になります。

ソニー損保などの自動車保険の特約で個人賠償責任保険がある場合があるので、火災保険の特約に入ってなかったとしても自動車保険で対応するのもアリですね。

重複で入っていたらややこしくなるので、どちらか一つで大丈夫です。

いずれにしても火災保険の条件を見返してみるのがポイントです。

まずは、火災保険の水漏れ補償、個人賠償責任保険に入っているかを確認してみるところから始めるのはどうでしょう。

まとめ

マンションは、普段は便利なんですけど、水漏れが発生すると、ご近所さん。特に下の回の人に損害を与えるリスクがめちゃくちゃあります。

新築の場合は、水漏れはほとんどないと思いますが、築年数が古くなってくるとメンテナンスをしっかりしていないマンションは悲惨です。

特に1980年代〜1980年代のマンションは排水管の引き回しが今と違って、床の下を通っている場合が多いので水漏れしたらほんと大変。

阪神大震災1995年以降のマンションは、排水管の引き回し、メンテナンス性、耐震などの基準や経験が最適化されているので、少し安心です。 2000年代以降は、排水管がメンテナンスしやすい配置に変わっている。材質も変わっているので水漏れリスクが少し減っていますが、普段から知識を増やしておくことが大事ですよね。

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